検索の対象となるデータを選択することができます
検索対象は「見出し・本文(全文検索)」と「見出しのみ」、「キーワード」、以上の「すべて」を選択することができます。
初期設定は「すべて」になっています。
検索対象となるデータは「明治・大正・昭和」と「平成・令和」で異なります。
◆【明治・大正・昭和】
当時の新聞紙面の画像を収録したデータベースです。記事本文のデジタル文字データはなく、記事ごとにキーワードが登録されています。見出しのみデジタル文字データが収録されています。
・「キーワード」検索
記事ごとに登録されているキーワードを対象とした検索になります。明治の記事中に出てくるような旧字体に関しては、原則として現代の新字体に置き換えたキーワードが登録されているほか、当時の言葉に加え現代の言葉に直したキーワードもできるだけ入れるようにしています。
例)日射病→熱中症
・「見出し・本文」検索と「見出しのみ」検索(明治・大正・昭和ではこの二つは同じ結果となります)
見出しのデジタル文字データのみを検索対象とするため、ヒット数は少なくなりますが、見出しや連載タイトルから検索するときに便利です。
連載タイトルやワッペン付き記事をブラケット[ ]で囲んで検索すると、当該連載記事のすべてがヒットします。
例)[金色夜叉][身の上相談] [人生案内] [昭和史の天皇]
◆【平成・令和】
・「見出し・本文」検索
見出しと記事本文のデジタル文字データが収録されていますので、これらを対象とした全文検索ができます。
検索対象が見出しおよび記事全体なのでヒット数は多くなります。その反面、文字の並びによっては関係のない記事がヒットすることがあります。
例)「京都」で検索
→「東京都」もヒットしてしまう
文や句など「てにをは」を含む比較的長い言葉で検索する場合には、見出し・本文検索が向いています。
例えば、「全勝を守った」という表現でも検索することができます。キーワード検索では「守った」というような言葉(主に動詞など)は登録されておらず、また「全勝」というキーワードで検索すると、「全勝はいなくなった」という文字列を含む記事もヒットしてしまいます。
一方で、見出し・本文検索で「衆院」で検索した場合、「衆議院」のように同義の言葉であっても、文字の並びが異なるものはヒットしません。 また書物の「本」で検索すると、「日本」「本紙」「山本」「本町」などの「本」の部分で一致したものもヒットしてしまいます。
・「見出しのみ」検索
見出しの文言だけを対象に検索します。連載などのタイトルが分かっている場合に便利です。ただし、「見出し・本文」検索と同様に部分一致の言葉でもヒットします。
例)「京大」で検索→「帝京大」もヒットしてしまう
・「キーワード」検索
各記事には平均80~90語のキーワードが登録されています。
キーワードには見出しと記事の冒頭から400字以内に出てくる言葉(主に名詞)が登録されるほか、同義語・類義語・略語、ひらがな・カタカナの読みなども登録されています。
「キーワード検索」では、検索語入力欄に打ち込んだ言葉を、記事ごとに登録されているキーワードを対象に、完全一致する言葉があるかどうかを検索します。
ヒット数は一般的に全文検索より少なくなりますが、関係のない記事を拾いません。
また、記事に出てこない言葉で検索しても、目的の記事が見つけられます。
例えば、アメリカを検索する場合、「アメリカ」「米国」「米」「USA」のどの言葉を入力しても、アメリカ関連の記事を検索できます。また、検索語入力欄に「本」と打ち込むだけで、「児童書」「新刊書」「文庫本」などの言葉を含む記事も自動的に探してくれます。これはキーワードが登録されるとき、「ヨミダス用語辞書」に登録されている同義語・類義語・略語なども自動的に追加されるからです。
また、データベース編集担当者は、記事中に含まれていない言葉でも検索する上で必要不可欠な言葉があれば適宜、キーワードとして登録しています。
《キーワードのカタカナ、ひらがな検索》
「平成・令和」のキーワード検索では、キーワードの読みがカタカナ、ひらがなとも登録されているため、どちらからでも検索することができます。読みはわかっていても漢字に自信がない場合などに便利です。
例)普天間 ふてんま フテンマ
草ナギ剛 くさなぎつよし クサナギツヨシ
*「彅」はデータベースでは使えない漢字なのでカタカナで表記してあります。新聞紙面では「草彅剛」です。